香子は、翔一の持っているDJとしての真面目な考え方と、お店に来るお客さんと、多くの言葉を交わすことは滅多に無いんだけれども、そこには確かに存在しているコミュニュケーションと、それを、感じとれる彼の持つセンスに、ふれて一種の感動を覚えていた。そして「翔ちゃんは、とてもやさしい人なのね。それに、きちんと筋の通った考え方を持ってるし、その考え方をはっきりと主張できる人なのね」香子は、素直に感じたままの…
エンターテインメントの記事一覧
タグ「エンターテインメント」の中で、絞り込み検索が行なえます。
探したいキーワード / 著者名 / 書籍名などを入力して検索してください。
複数キーワードで調べる場合は、単語ごとにスペースで区切って検索してください。
探したいキーワード / 著者名 / 書籍名などを入力して検索してください。
複数キーワードで調べる場合は、単語ごとにスペースで区切って検索してください。
-
小説『DJ』【第13回】DJ Ritchy
透明な空気中を、青い煙が漂いながら移動するそんな感覚
-
小説『DJ』【第12回】DJ Ritchy
「まるで即効性の麻薬」彼女の言葉、向けられた微笑の美しさ
-
小説『DJ』【第11回】DJ Ritchy
よく見ると彼女に見覚えが…「ねぇ君、名前はなんていうの?」
-
小説『DJ』【第10回】DJ Ritchy
『バブル』という「形容詞」が、この時代に与えられていた。
-
小説『DJ』【第9回】DJ Ritchy
「ギャラなんて夢のまた夢」DJですらない…それがスタート
-
小説『DJ』【第8回】DJ Ritchy
「この頃のイタ車は電気系が弱い」整備士は自信ありげに話した
-
小説『DJ』【第7回】DJ Ritchy
「電車は人でいっぱい…」電車嫌いな理由は他にもありそうだ
-
小説『DJ』【第6回】DJ Ritchy
TV局関係の人間は、選曲ミスさえなければ踊ってくれる
-
小説『DJ』【第5回】DJ Ritchy
気が狂うほどの絶頂感をゲストに与える…それがDJの存在意義
-
小説『DJ』【第4回】DJ Ritchy
DJとしての顔、そしてマリファナを密売する売人としての顔
-
小説『DJ』【第3回】DJ Ritchy
大麻の取引は立派な犯罪…ドジってしまったら自由が失われる
-
小説『DJ』【第2回】DJ Ritchy
全ての奴らに大満足を与える…それができないとDJは終わり
-
小説『DJ』【新連載】DJ Ritchy
六本木で遊ぶことだけが目的の奴ら…「この街ではそれが正解」