葛城 仁

埼玉県に生まれ、東京で育つ。開成中学・高校をへて東京大学中退、金沢大学医学部卒業。千葉
大学医学部第一内科で研鑽を積んだ後、がんの先端医療に従事。治療、学会、論文、学術誌への
寄稿の日々を送る。2009年、内科クリニックを開設し、現在に至る。
東大在学中の20歳から小説を書き始めるも、中断。2019年4 月に執筆再開、850枚の長編小説を
書き下ろす。登場人物たちを眠りから目覚めさせる作業は至福のものとなった。

掲載記事

書籍

  • 雨の中のレインボー
    葛城 仁
    出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
    「勉強ができる」ことを、当たり前だと思っていた。
    東京の名門大学に入学したものの人生初の挫折に打ちひしがれていた僕は、
    一人旅のために始めたバイトで、金沢から来た大学生ユミと出会う。
    ユミが書いた一編の小説、旅中に携えていた数冊の本、そして彼女と目にした“あるもの” ——。
    自尊心が傷つき、自分自身とうまく向き合えなかった僕を揺り動かしたものとは。
    遠く離れた地での青春が、次第に重なり合ってゆく。
    1970年代の東京、北海道、そして金沢を舞台にした、レトロでモダンな青春小説。