【前回の記事を読む】夕暮れの中された相談。少し泣いているような声で言われた「ありがとう」。そして、もうひとりの幼馴染はある決断をする「それじゃ、俺たち、カホともんじゃ焼きチームの卒業を祝って、カンパーイ」音頭をとったマコトの言葉に合わせて、僕とユーとカホも続いた。「カンパーイ」とても日差しが強い日で、まるで真夏を思わせる日だった。「ところで、いつから僕たちは、カホともんじゃ焼きチームになったんだ…
[連載]TOKYOリバーサイドストーリー
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小説『TOKYOリバーサイドストーリー』【第10回】東 晃司
「家に金ないんだからさ、選択の余地無し! オレは働いて成り上がる。…柔道じゃ飯食っていけないし」中学卒業後の進路の話題で…
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小説『TOKYOリバーサイドストーリー』【第9回】東 晃司
夕暮れの中された相談。少し泣いているような声で言われた「ありがとう」。そして、もうひとりの幼馴染はある決断をする
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小説『TOKYOリバーサイドストーリー』【第8回】東 晃司
放課後、家から一番近い公園に呼び出された。僕の横に座った幼馴染はラブレターなんかより、とても深刻なことを考えていた。
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小説『TOKYOリバーサイドストーリー』【第7回】東 晃司
小さいころから一緒にいるのに、誰も言い出せずにいた思い。一通のラブレターが募らせる不安
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小説『TOKYOリバーサイドストーリー』【第6回】東 晃司
その日、僕は眠れなかった。ユーがカホにラブレターを出したというだけで、なんでこんなに気持ちが落ち着かないのだろう。
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小説『TOKYOリバーサイドストーリー』【第5回】東 晃司
あまりお金を出してもんじゃ焼きを食べた記憶がない。いつもカホのお母さんが食べていいよと言うので甘えていたが…
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小説『TOKYOリバーサイドストーリー』【第4回】東 晃司
高い建物から見る夏の隅田川の花火大会は目の前で繰り広げられる花火が美しくて最高!
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小説『TOKYOリバーサイドストーリー』【第3回】東 晃司
塾へ行かなかったそれぞれの事情。やる気がなくて行かずにいたら両親にばれて…
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小説『TOKYOリバーサイドストーリー』【第2回】東 晃司
古き良き時代を共に過ごした鉄壁の四人組。駄菓子屋店横の長椅子が指定席
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小説『TOKYOリバーサイドストーリー』【新連載】東 晃司
日本の格差社会の象徴!?巨大な電波塔「東京スカイツリー」がオープン