「大変だ 大変だ」朝早くからカラスのヘンが大きな声を張り上げて騒ぎ立てているのをホットケ山の鳥たちは聞きました。このところヘンは自ら名乗りを上げホットケ山の広報係りを務めるようになりました。毎朝早く起きては山に何か変ったことが起きていないかあちこち飛び回り見まわります。何かあればすぐそれを知らせます。ならず者のクマが遠くの山から侵入してきたときもヘンが見つけていち早く知らせました。それで、みん…
[連載]思い出は光る星のように…
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小説『思い出は光る星のように…』【最終回】伊久 美子
わたしが役に立った!…事件を通じて見つけた、自分だけの仕事
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小説『思い出は光る星のように…』【第17回】伊久 美子
鳥のようになれなくても…わたしたちには立派な力がある!
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小説『思い出は光る星のように…』【第15回】伊久 美子
ひとりになってもさびしくない…いま、わたしが胸に抱く願い
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小説『思い出は光る星のように…』【第14回】伊久 美子
宮廷の奥にひっそりと暮らしていた姫君、わたしの紡ぐ音色に…
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小説『思い出は光る星のように…』【第13回】伊久 美子
突然現れた見知らぬ若者「君をずっと探していた」の真意は…
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小説『思い出は光る星のように…』【第12回】伊久 美子
フクロウ・チャップの死から二百年…思い出とともに生きていく
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小説『思い出は光る星のように…』【第11回】伊久 美子
フクロウのチャップと過ごした日々…月のきれいな夜の思い出
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小説『思い出は光る星のように…』【第10回】伊久 美子
突然連れ去られ、ひとりぼっちに…わたしは少しずつ強くなった
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小説『思い出は光る星のように…』【第9回】伊久 美子
ヤマバトの背中に乗って、念願の旅に出た王子様とカタツムリ…
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小説『思い出は光る星のように…』【第8回】伊久 美子
ツグミたちが教えてくれたのは実におそろしい話だった…
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小説『思い出は光る星のように…』【第7回】伊久 美子
「誰かがいなくなるって、こんなにさびしいことなんだね…」
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小説『思い出は光る星のように…』【第6回】伊久 美子
「王子様、お別れです。」命を失ってしまったアゲハチョウは…
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小説『思い出は光る星のように…』【第5回】伊久 美子
美しい羽を広げ「わたしをおぼえていますか?」といったのは?
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小説『思い出は光る星のように…』【第4回】伊久 美子
カエルのお后様は、もう二度と卵を産むことはないでしょう…
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小説『思い出は光る星のように…』【第3回】伊久 美子
【小説】大好きなりんごを追いかけて、くまのトムは…
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小説『思い出は光る星のように…』【第2回】伊久 美子
【小説】「助けてください」突然の地震、津波…園長先生の行末
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小説『思い出は光る星のように…』【新連載】伊久 美子
その日までみんなみんなまっててね…ぼくと「どんぐりの木」