朝イチで、無線が鳴る。無線は正直、「ドキッ!」とする音だ。無線が鳴ると、普段はナビで地図を表示しているiPadに情報がくる。お客様のお名前、お迎え先住所、その他の情報だ。そして、いま自分がいる場所から、お客様のお迎え場所まで、ナビゲートしてくれる。無線に慣れない私としては、気持ち的に正直、焦ってしまう。どんなお客様か? 行き先はどちらか?お待たせしないように早めに伺いたい、などなど……。もちろ…
[連載]女タクシー日記
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エッセイ『女タクシー日記』【最終回】一森 ゆかり
「大変ではあるが、介護タクシーもやってみたい」と実感した日
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エッセイ『女タクシー日記』【第10回】一森 ゆかり
酔っぱらい大暴走…夜のコンビニで思いがけない「恐怖体験」
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エッセイ『女タクシー日記』【第9回】一森 ゆかり
どんなお客様にも、感謝の気持ちと、幸せを願っています…
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エッセイ『女タクシー日記』【第8回】一森 ゆかり
お客様の笑顔と気遣いがタクシー運転手を笑顔にする
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エッセイ『女タクシー日記』【第6回】一森 ゆかり
「運転手さんも、ガンバ!」コンビニ店員さんとの心温まる会話
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エッセイ『女タクシー日記』【第5回】一森 ゆかり
「バスだと周りの乗客が嫌がるんだよね」車椅子生活の苦しみ
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エッセイ『女タクシー日記』【第4回】一森 ゆかり
タクシー走行中に嫁の愚痴を…「女ドライバー」が聞いたもの
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エッセイ『女タクシー日記』【第3回】一森 ゆかり
女性ドライバーのSOS!勇気を出して助けに入った私は…
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エッセイ『女タクシー日記』【第2回】一森 ゆかり
「マスクしないの?」タクシー運転手の私がマスクをしないワケ
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エッセイ『女タクシー日記』【新連載】一森 ゆかり
「私も頑張らなきゃ!」そう思えるのは、お客様のおかげです。