【前回の記事を読む】「わたしのことは探さないで」卒業前に姿を消した友人が、最後まで明かさなかった“本当の故郷”とは加奈子が香織に再会したのは、その日から二十六年後。加奈子が四十八歳の誕生日を迎えた二月十五日のよく晴れた日の朝、仕事の関係で訪れた京都太秦にある広隆寺の霊宝殿の中だった。その時、弥勒菩薩(みろくぼさつ)半跏(はんか)思惟像(しゆいぞう)の前には、瞑想に耽(ふけ)っているかのようなもう…
[連載]万葉の里
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小説『万葉の里』【第4回】渡辺 忠夫
26年前、東京の大学で親友だった女性にそっくりな人を発見。顔も声も同じなのに、彼女は私を知らないと言う。さらに「東京には一度も行ったことがない」とまで……
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小説『万葉の里』【第3回】渡辺 忠夫
「わたしのことは探さないで」卒業前に姿を消した友人が、最後まで明かさなかった“本当の故郷”とは
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小説『万葉の里』【第2回】渡辺 忠夫
「もし、わたしがその人の妻だったら」親友が口にした“万葉の恋”は、少女趣味では済まない危うさを感じさせた
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小説『万葉の里』【新連載】渡辺 忠夫
「防人の妻の歌よ」出征した夫の帰りを祈る歌…大学で出会った親友が作った“回文の歌”