【前回記事を読む】芥川龍之介をラブレター執筆に向かわせた九十九里。彼の多感な恋愛生活を映した「恋文」碑その恋文が、滞在した旅館・一宮館の離れの逍遙(しょうよう)林のなかに碑文で遺されている。著名作家というのはプライバシーも、ここまであからさまにすべてさらされるものなのだと驚かされるけれど、もちろん近親者からの許諾は得て遺されているものなのだろう。前掲の写真では内容までは不明だと思うので以下、拡大…
[連載]作家と住空間
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エッセイ『作家と住空間』【第4回】三木 奎吾
「食べてしまいたいくらい可愛い」。文豪であり、“愛妻家の芥川龍之介”が残した赤裸々すぎる恋文
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エッセイ『作家と住空間』【第3回】三木 奎吾
芥川龍之介をラブレター執筆に向かわせた九十九里。彼の多感な恋愛生活を映した「恋文」碑
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エッセイ『作家と住空間』【第2回】三木 奎吾
25歳の芥川。後に文豪となる彼は、千葉県房総九十九里で、長文ラブレターを書いていた。それは若い男の素直で純粋な恋心の告白。
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エッセイ『作家と住空間』【新連載】三木 奎吾
作家の住まいから人間性を読み解く! 芥川龍之介をはじめとする表現者たちの住空間を実地取材と写真で掘り下げる