【前回記事を読む】「髪の毛、食べてる」その一言のあと、小2の私が“見られないため”に選んだ行動とは――学校の帰り道にずっと気になっている家があった。「赤いチューリップのお家」と心の中で密かに呼んでいた。何の変哲(へんてつ)もないブロック塀(べい)と、そこにぶら下がったビニール製の青い郵便受け、塗装(とそう)が少し剥(は)げている木製の茶色い門扉(もんぴ)、鮮やかな青の屋根瓦(がわら)、雨露に晒(…
[連載]夜幻水鏡抄
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小説『夜幻水鏡抄』【第9回】堀内 ナオミ
学校帰り、いつも眺めていた「赤いチューリップのお家」――普通の家族に憧れた少女は、なぜ排水口に上履きを突っ込んでしまったのか
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小説『夜幻水鏡抄』【第8回】堀内 ナオミ
「髪の毛、食べてる」その一言のあと、小2の私が“見られないため”に選んだ行動とは――
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小説『夜幻水鏡抄』【第7回】堀内 ナオミ
ぞっとした。気持ち悪い。一体いつ手に入れた――部下の遺品は小さな肌守り。中には、彼の頭髪と見覚えのある私の髪が一房…
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小説『夜幻水鏡抄』【第6回】堀内 ナオミ
辛うじて隠れる位置にある胸のアザが憎い。削ってもえぐっても、傷が癒えるとまた浮き上がってきて…
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小説『夜幻水鏡抄』【第5回】堀内 ナオミ
女の肉体の限界がうらめしい。男ほどの身体的能力のない、女の私が軽視されているように感じ…
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小説『夜幻水鏡抄』【第4回】堀内 ナオミ
人並み外れた優れた美貌、若いながら完成度の高い精悍に鍛え上げられた肉体、揺るぎのない忠誠心――だが、私は彼のことが……
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小説『夜幻水鏡抄』【第3回】堀内 ナオミ
(そうだ、これは蔦の葉だ)確信を得た玉響は先ほどとは違い何の躊躇いもなく、しかしそれでも慎重にそっと水鏡に両手を浸した
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小説『夜幻水鏡抄』【第2回】堀内 ナオミ
鋭い刃が振り下ろされた――が、徐々に意識が戻ってきて、肉体から離れた場所に浮かんでいる…【第一章黒百合の祭壇】開幕!
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小説『夜幻水鏡抄』【新連載】堀内 ナオミ
水鏡…?――艶やかな水晶の縁取りに両の手のひらをそっと乗せ体重をかけ、おそるおそる水面を覗き込んだ