【前回の記事を読む】【小林多喜二】戸籍に記された三男"末治"──多喜二すら知らなかった兄弟の存在が語る小林家の複雑な家族史昭和52年(1977)4月に、多喜二の弟三吾が朝日新聞北海道版に4日連続の連載コラム「わたしの北海道1」を書きました。この中で「兄はたった一人の弟ということもあってか、無理をいっても、間違った主張をしても、おこることなくウンウンと聞いてくれました」とあります。自分のことを「た…
[連載]知られざる小林多喜二の周辺
-
評論『知られざる小林多喜二の周辺』【第5回】小林 信義
【小林多喜二】知られざる"もう一人の弟"──兄も気づけなかった戸籍の記録と秘められた育ての親の存在
-
評論『知られざる小林多喜二の周辺』【第4回】小林 信義
【小林多喜二】戸籍に記された三男"末治"──多喜二すら知らなかった兄弟の存在が語る小林家の複雑な家族史
-
評論『知られざる小林多喜二の周辺』【第3回】小林 信義
【小林多喜二】戸籍に残らなかったもう一人の兄――慈幻善孩兒”と“義雲禅孩女”が語る戒名と過去簿の真実
-
評論『知られざる小林多喜二の周辺』【第2回】小林 信義
文字が読み書きができない小林多喜二の母セキ。57歳にして文字を学び、刑務所へ収監された息子宛てに手紙を書く…
-
評論『知られざる小林多喜二の周辺』【新連載】小林 信義
【小林多喜二の血縁者が記す】不確かだった人物像や周囲の人々、さらには誕生日まで――多喜二の深層を解き明かす謎解きの書