【前回記事を読む】二人きりの残業、上司の手が迫った瞬間に響いた拒絶の声――目撃した私は…しかしP氏の夢は、自身の力不足を省みない性格が生み出す幻に過ぎなかった。三十代の頃に大学院で指導教官だったS教授やT氏の力で大きな仕事の端緒をつくっていたとはいえ、彼は独立してそれを発展させられる段階には達していなかった。卓越した独創性を発揮したくても本当に何をしたいのかが彼自身の中で決まっておらず、彼が私的…
[連載]「文化国家」日本の宿命
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評論『「文化国家」日本の宿命』【第5回】桜山 太郎
部下の女性たちが次々と上司から離れていった理由とは?——原因が分からない上司は部下に対する不満を陰で口にするようになり…
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評論『「文化国家」日本の宿命』【第4回】桜山 太郎
二人きりの残業、上司の手が迫った瞬間に響いた拒絶の声――目撃した私は…
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評論『「文化国家」日本の宿命』【第3回】桜山 太郎
職務より自身の事情に意識が囚われた人が力を持っていると、個別の技術的な課題は解決できても仕事はいつまでも大きく結実しない
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評論『「文化国家」日本の宿命』【第2回】桜山 太郎
幸せなおじさんたちの罪――。社会問題を語る「バブルおじさん」は、果たして若者世代と同じように問題意識を共有できているのか?
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評論『「文化国家」日本の宿命』【新連載】桜山 太郎
「同じ日本人」という漠然とした概念を信じたまま、国家の要職者ですら認識が食い違ったまま突き進んだのが80年前の戦争だった