【前回の記事を読む】「……はぁ、正直、お前は営業には向いてないよ。」上司は甘さを見抜き、失望していた。それでも食い下がると...仕事が終わり、僕は駅前のビルにある「梅田TAKARA」というバーに入った。ここの店はカウンターに五席だけの小さなバーだが、それが僕にとっては心地良い。一人で考え事をしたい時や、見知らぬ誰かと話したい気分の時には必ず訪れる。一本の桜の木で作ったらしいこの厚みのあるカウンタ…
[連載]僕の人生を変えたキッカケ
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小説『僕の人生を変えたキッカケ』【第5回】佐伯 ゆうすけ
売れない営業マンの僕が、梅田の小さなバーで答えをくれる男と出会い、物語が静かに動き始めた
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小説『僕の人生を変えたキッカケ』【第4回】佐伯 ゆうすけ
「……はぁ、正直、お前は営業には向いてないよ。」上司は甘さを見抜き、失望していた。それでも食い下がると...
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小説『僕の人生を変えたキッカケ』【第3回】佐伯 ゆうすけ
「売れない営業を会社に置く余裕はない」眉間にシワを寄せてそう告げた支店長。湧いてきたのは今までの自分への腹立たしさだった
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小説『僕の人生を変えたキッカケ』【第2回】佐伯 ゆうすけ
僕はますます涙が溢れてきた。こんな終わり方ってあるのか。あんまりじゃないか。いきなり過ぎるだろ…
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小説『僕の人生を変えたキッカケ』【新連載】佐伯 ゆうすけ
「好きな人ができたの」二年間付き合った彼女から衝撃の告白。相手はまさかの…同じ職場のあの人!?