【前回の記事を読む】ドミニカ共和国で家族でカナル風呂! 南国とはいえ三月の水は冷たくて母さんの一声で…ラ・ビヒア(コロニア)に来て、一週間がたちました。父さんは十六歳になって間もない弟の忠夫おじさんといっしょに、畑を見に行ったり、我が家のドラム缶風呂の屋根作りも始めたりで忙しそうでした。母さんは食料の買い出しや、コロニア内にあるドミニカ人が経営するボデーガ(お店)や集会所へ行って、慎ちゃんたちが…
[連載]ぼくとマンゴとエルマーノ
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小説『ぼくとマンゴとエルマーノ』【第6回】マイク 峯
「あいたっ」黒くて細い針のようなトゲがやわらかい足の裏にうまっていた。血も出て痛いけれど、野球を途中でやめるわけには…
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小説『ぼくとマンゴとエルマーノ』【第5回】マイク 峯
ドミニカ共和国で家族でカナル風呂! 南国とはいえ三月の水は冷たくて母さんの一声で…
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小説『ぼくとマンゴとエルマーノ』【第4回】マイク 峯
「に、にいちゃん、こ、ここのアリかむとよ!」……アリにかまれた譲二ちゃんの足の小指は赤くはれていた
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小説『ぼくとマンゴとエルマーノ』【第3回】マイク 峯
ドミニカ一日目の朝。食卓にあったのは日本では貴重なバナナ! 慎ちゃんは弟たちと一緒に「うああ、バナナっておいしいねえ」
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小説『ぼくとマンゴとエルマーノ』【第2回】マイク 峯
深夜、まどろみの中、目を覚まして聞こえてきたのは怪獣のようなうなり声。その声の持ち主とは……?
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小説『ぼくとマンゴとエルマーノ』【新連載】マイク 峯
戦後・日本が貧しかった時、家族はドミニカ共和国への移住を決めた。「カリブの楽園」と謡われた国で物語は始まる―。