【前回の記事を読む】今のようにスマートな生理用品はなかった。黒い大きなパンツを履かされ、広い大きな脱脂綿を適当にちぎり重ねて使用していた手紙は手(筆)で紙に書いたもの、という一説もあるとか。書き手の気持ちが込められた連絡手段といえるのかもしれない。私の人生で今でも心に残っている三通の手紙。四人兄妹の末っ子として育った私は、母親ベッタリだったので、父との思い出はあまり残っていない。三人の兄姉は大学…
[連載]大波小波
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エッセイ『大波小波』【第6回】柊 ゆう
人生で今でも心に残っている三通の手紙。父の期待に応えようと決意する私だったが…東京で待ち構えていた現実とは
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エッセイ『大波小波』【第5回】柊 ゆう
今のようにスマートな生理用品はなかった。黒い大きなパンツを履かされ、広い大きな脱脂綿を適当にちぎり重ねて使用していた
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エッセイ『大波小波』【第4回】柊 ゆう
違和感を感じてトイレへ。「えっ、私大変な病気かもしれない」と青ざめ、家族全員の前で「血が出たの」と大きな声で告げた
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エッセイ『大波小波』【第3回】柊 ゆう
「積極性がないのが残念です」―今の時代なら、一種の発達障害として特別の支援が必要な子と見なされていたかもしれない。
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エッセイ『大波小波』【第2回】柊 ゆう
夫と私の二人音楽会からアンサンブルへ。地域でボランティア活動をして九年目に夫が亡くなり再出発するもコロナ禍に巻き込まれ…
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エッセイ『大波小波』【新連載】柊 ゆう
六十歳、定年退職後に出会ったクラリネット。「初心者用セット」を注文していざ挑戦!