【前回の記事を読む】亡き母からの手紙が伝えるのは、自分の人生に覚悟を持てというメッセージ――ある日僕を促すように、ベネチアへの航空券が届いた京子からは、すぐ「パパのOKでた!」というメッセージが送られてきた。その日から急に忙しくなった。パスポートを取りに行ったり、本屋でベネチアのガイドブックを買ったりである。ベネチアは小さい街だ。水の都と呼ばれている。マルコ・ポーロの子孫と会うので、マルコ・ポー…
[連載]ジパングを探して!
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小説『ジパングを探して!』【第8回】大和田 廣樹
ベネチアに着いた僕達。家の中まで水が入ってきている家もある。家に船がある家も多い。まるで自転車のように船を使っているのだ
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小説『ジパングを探して!』【第7回】大和田 廣樹
亡き母からの手紙が伝えるのは、自分の人生に覚悟を持てというメッセージ――ある日僕を促すように、ベネチアへの航空券が届いた
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小説『ジパングを探して!』【第6回】大和田 廣樹
亡き父の残した日誌には見たことのない文字が書かれていた。父の学友だった糸井教授もわからないと首を振り……
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小説『ジパングを探して!』【第5回】大和田 廣樹
遂に見つけた!母が隠していた父の日誌。中国、イタリア、世界を飛び回る父は一体何を調査していたのだろうか......
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小説『ジパングを探して!』【第4回】大和田 廣樹
亡くなった母の遺品整理中に知ったこと、教会への寄付の履歴…「母はなぜ、キリスト教徒になったのでしょうか?」
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小説『ジパングを探して!』【第3回】大和田 廣樹
母の葬式後に出てきた23年間分の「家計簿」。これを読んでいるうちに嗚咽がこみあげ涙が止まらなくなり…
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小説『ジパングを探して!』【第2回】大和田 廣樹
亡き母が隠した父の姿とは。鍵がかかった父の研究室には大量の中国語で書かれた研究資料が...
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小説『ジパングを探して!』【新連載】大和田 廣樹
ゴミ同然となった母の遺品のなかにひとつ、心をどきどきさせる鍵をみつけた…