Ⅰ− 2 景行天皇の系譜の段を読み下し文で掲げる。景行天皇の7人の妻にⅰからⅶまでの番号、最初の妻ⅰの5皇子に1から5までの番号、続く6人の妻の全子女のうち男子のみに⑴から⑽までの番号をそれぞれ付した(妻ⅰの伊字に付く小文字の「上」は声注である。声注にも特殊な寓意が潜む。当節の主題を外れるのでここでは詳細は省くが、「上」は「宇閇」で、大友皇子=伊賀皇子を宇~鵜の姿の縊死へと上げて閇じる寓意を秘め…
[連載]古事記の秘める数合わせの謎と古代冠位制度史
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歴史・地理『古事記の秘める数合わせの謎と古代冠位制度史』【第4回】牧尾 一彦
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歴史・地理『古事記の秘める数合わせの謎と古代冠位制度史』【第2回】牧尾 一彦
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日本人のルーツとも言える『古事記』。謎深き書物の数合わせを紐解く