4食事が終わり、例の彼女が食器類を下げに来た。マリーはアイスカチャンというサイコロ状のマンゴーなど沢山のフルーツが乗ったかき氷を頼んだ。同じものをくださいと僕は言った。「ところでマリーさん。僕の会社が販売してるハラール食品スパークウエル、飲みました?」「先日見かけたので買いました。たしかパキスタン系の方が経営しているハラール食材店でした。一緒に行った友人は美味しかったって言っていました。体にいい…
[連載]きみのハラール、ぼくのハラール
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小説『きみのハラール、ぼくのハラール』【最終回】笠岡 誠一
その販売員が本当のイスラーム教徒ではないと判断した
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小説『きみのハラール、ぼくのハラール』【第19回】笠岡 誠一
そういう悩むことこそが信仰なのです
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小説『きみのハラール、ぼくのハラール』【第18回】笠岡 誠一
和食も食べたいのですが、ハラールではないので
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小説『きみのハラール、ぼくのハラール』【第17回】笠岡 誠一
汚れた金で飲み食いしたって旨くもなんともないよ
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小説『きみのハラール、ぼくのハラール』【第16回】笠岡 誠一
誰かに守られて生きてきたもんね
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小説『きみのハラール、ぼくのハラール』【第15回】笠岡 誠一
日本が特別に男尊女卑なんだよ
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小説『きみのハラール、ぼくのハラール』【第14回】笠岡 誠一
目に見えない真実もありますよね
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小説『きみのハラール、ぼくのハラール』【第13回】笠岡 誠一
解釈しだいで真実も変わってしまう
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小説『きみのハラール、ぼくのハラール』【第12回】笠岡 誠一
頑張れば素晴らしい未来が開けてる
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小説『きみのハラール、ぼくのハラール』【第11回】笠岡 誠一
奴は他人の不幸を喰って生きている
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小説『きみのハラール、ぼくのハラール』【第10回】笠岡 誠一
ビッグチャンスよ
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小説『きみのハラール、ぼくのハラール』【第9回】笠岡 誠一
新しいことにチャレンジするには危険がつきもの
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小説『きみのハラール、ぼくのハラール』【第8回】笠岡 誠一
人の欲にはキリがない
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小説『きみのハラール、ぼくのハラール』【第7回】笠岡 誠一
もとは茶色いサトウキビのエキスがなぜ白くなるのか
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小説『きみのハラール、ぼくのハラール』【第6回】笠岡 誠一
人生のチャンスの掴み方
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小説『きみのハラール、ぼくのハラール』【第5回】笠岡 誠一
どうせ私は年増の女よ
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小説『きみのハラール、ぼくのハラール』【第4回】笠岡 誠一
マレーシア出身で日本のアニメに憧れて日本に来て5年目です。
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小説『きみのハラール、ぼくのハラール』【第3回】笠岡 誠一
食品業界はドロドロしてんだよ。
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小説『きみのハラール、ぼくのハラール』【第2回】笠岡 誠一
ここでは仕事の話はしない。女と男なのよ。いいかしら
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小説『きみのハラール、ぼくのハラール』【新連載】笠岡 誠一
宗教の教祖様になりたいと思ったらどうする?