社会が生み出すこころの病こころの病というのは、いつの時代にもあるものです。が、その症状は時代時代によって違ってきます。こころの病とは、その時代の社会が生み出すものです。たとえば、江戸時代の日本には「キツネつき」といわれる精神錯乱がありました。さっきまでふつうに話していた人が、突然にうずくまったかと思うと、ブルブルとふるえだし、その体にまるでキツネの魂を宿したかのように振る舞うのです(タヌキやイヌ…
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少し距離を伸ばしてハワイへ行きました