俳句・短歌 句集 2022.05.04 句集「八ヶ岳南麓」より三句 句集 八ヶ岳南麓 【第61回】 浅川 健一 八ヶ岳の麓で暮らす医師の、四季折々の俳句集 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 真つ青な空を見てゐる曼殊沙華 大空は麦藁とんぼ整列す 鬼灯をふふみてしばし遠きこと
小説 『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』 【第20回】 武 きき 夜、二人きりになった途端に抱きついてきた夫。「一日中、部下に取られていたから…早くおいで」と言って私の手を引っ張り… 【前回の記事を読む】妻と二人きりの休日のはずが、今日は部下が遊びに来ていた。「いつもなら妻の太もも枕でいい気持ちになっている時間なのに…」「出来ましたよ。どうぞ」テーブルいっぱいにピザとパスタ。「おおー、美味しそう!」「これはパイナップルと生ハムで作ってみたの。丈哉さん、パイナップル大好きなんです」「あれ、僕も食べていいのかなぁ~、香子さん」「ごめんなさい。どうぞ。うふふふ」「凄く、美味しかった…
小説 『大人の恋愛ピックアップ』 【第108回】 時亘 一肇 「お袋をいじめるのはやめろ!」デイサービスへの送り迎えさえしない夫に言われた。義母の介護はすべて私がやってるのに。 「景子けいこちゃん…ちょっと心臓が…苦しんやけど…」夜も更けてきた頃になって、義母が小さな声で、済まなそうに訴えた。義父が亡くなってから、ずっと大阪で独り暮らしをしていた義母を自宅に引き取り、介護し始めてから10年ほど経つ。いつも私のことを気遣ってくれて、決して無理は言わない人だった。(お義母さんがこんなん言うなんて、よほどのことやろうな…)私はすぐに、地元、神奈川県内にある自宅近くの総合病院に…