俳句・短歌 句集 2022.03.02 句集「八ヶ岳南麓」より三句 句集 八ヶ岳南麓 【第52回】 浅川 健一 八ヶ岳の麓で暮らす医師の、四季折々の俳句集 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 総出して稲架満載にして帰る 拡声器手に積み上ぐる青蜜柑 紅に山々明くる冬菜畑
小説 『あら、50歳独身いいかも!』 【第25回】 武 きき 離婚の危機!?――玄関を開けると、女性の靴が…? 寝室に向かい扉を開けるとそこには若い女性と夫の姿が… 【前回の記事を読む】明日は妻が来てくれる! 出張先でも会えることに喜んでいた夫、しかし酷く酔っぱらって帰ってしまい目が覚めると…心臓の音がうるさい。静まれ! どんな事があっても、美樹の手を離さない! ああ~、どうすればいい? 焦る。新幹線が遅く感じる。イライラする。家に着いた。美樹はいるだろうか。こわごわ玄関を開けた。美樹はスーツケースに荷物を詰めている。何をしているんだ!今日は、涼真さんのマン…
小説 『短編集 熟言 一巻』 【第2回】 白龍 虎俊 遺品の中から謎の高級時計が…! SNSに写真を載せた翌日、大手時計メーカーの代表が現れて… 【前回記事を読む】【短編集】商店街に迷い込んだ男「サブちゃん」。名前や住所を聞いても「わかりません」と繰り返すばかりで…「今度、三人で遺品の整理に参ります。後でご都合のつく日を教えてください」市瀬がそう伝えると、節子は「本当にありがとうございます」と言った。遺品整理の手伝いは、三郎商店街ならではの風習だ。といっても、故人の私的な領域には立ち入らず、大掃除をするという暗黙の了解がある。三日後の昼、…