大学院時代

さて、隣にいる六本木のお姉さん、本当にきれいで素敵です。

オーストラリアにも目を見張るような容姿端麗な女性はいましたが、内面に魅力を感じることはありませんでした。

一方、六本木のお姉さん、大和撫子です。商売だから当然といえば当然ですが、美しく品がありました。

オーストラリアの高校にいた頃、南アフリカ出身の女子生徒と仲よくなったことがありました。電話をしないと、

「何で電話くれないの!?」

と凄まれます。こういうの、六本木のお姉さんにはありません。夜のお仕事をする女性に限らず、ないと思います。伝え方が難しいのですが、日本固有の独特の魅力・美徳を日本人女性は持っていると思います。

残念ながら、多分気付いていないです。ぜひ自信を持っていただきたいと思います。これも国外に出て初めて気づくことではないでしょうか。

修士課程において、担当教授からは日本人だけど日本人らしくない私に他の学生にない視線が向けられているような気がしていました。

例えば修士論文は他の生徒は日本語で作成するわけですが、私は英語で書くしかできないのです。英語なら論文の作成方法を高校と大学で教わりましたが、日本語での書き方は教わっていません。

担当教授はどう接していいかわからないという感じでした。お酒の席のことでしたので、どこまで本気かわからないですが、「君は評価できない」と言われたことがあります。

「せんせー、東大出身の大蔵エリート官僚でしょ、オックスフォード大学に留学したんだし評価できるでしょ、職務放棄しないでえー」

とは言い返しませんでしたが、日本の高校・大学を出ていないと評価できないのでしょうか。大学院には海外からの留学生もいましたので、そんなことはないと思います。

留学生と思って私を評価することはできなかったのでしょうか。今では発言の真意は不明ですが、この話を上司にすると「お前はそれだよ」と言われました。

それって何ですかあ? 社会人になっても評価対象外ですかぁ?