エッセイ 脳卒中 エッセイ 家族 2021.12.08 「この病院やっぱりやばい!」ひどすぎる対応に積もる不信感 母しゃんは脳卒中 【最終回】 ぴかりん 仕事から帰ってくると、「気分が悪い」と訴える母親。急いで救急車を呼ぶと脳卒中と診断され、そのまま入院に。初めての脳卒中、入院生活――。いつでもポジティブな母親と家族の笑って泣ける闘病生活を、コミックエッセイでお届けします。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 本記事は、ぴかりん氏の書籍『母しゃんは脳卒中』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、編集したものです。 【関連記事】「病院に行って!」背中の激痛と大量の汗…驚愕の診断結果は
エッセイ 『アイアムカタマヒ[注目連載ピックアップ]』 【第5回】 宮武 蘭 人形と変わらない右半身。支えがなければ立つことさえできないリハビリ初日 【前回の記事を読む】車椅子で迎えた転院初日──右半身が動かず始まった過酷なリハビリ【理学療法】大きな空間にストレッチなどを行うベッド、歩行訓練のための平行棒、筋トレを行うような様々な器具、小さな階段、そして大勢のリハビリに励む患者さん達……初日のリハビリは、前半ベッドの上でストレッチ。ベッドに移るのもコツがあり、右半身麻痺の場合ベッドの右側に行き、ベッドに対して斜め45度の角度で車椅子を停車しブ…
小説 『愛[注目連載ピックアップ]』 【第12回】 高見 純代 「よく来たね。お嬢さん」——私はドキドキしていた。ブザーを押すと、彼がすぐにドアを開けて顔を出した。中へ入ると… 【前回の記事を読む】「兄さんの家に来れない妹があるか」——兄のような存在の彼。私は少し考えたが二十代最後の日曜日を彼と過ごしたいと思った三十日が来た。私は色々迷ったすえ、紺色に白の水玉模様で、襟がレースになっている清楚に見えるワンピースを着た。手土産を持ちたかったが、きっと叱られると思い、手ぶらで出かけた。電車にガタゴト揺られながら、心はドキドキしていた。芦屋の駅を降りて、言われた通りに歩いた。…