俳句・短歌 短歌 2021.08.09 短歌集「命の雫」より三首 短歌集 命の雫 【第2回】 田中 祐子 癌と甲状腺機能低下症を患いながら、戦争の悲惨さ、 命の重さ、生きることの煌めきを詠み続ける92才の歌人。 待望の短歌集第3弾。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 夕焼けを背負いて歩み来る君よ私わたしもその真っただ中にいる 再結成したワイルドワンズ唄うなり「想い出の渚」なつかしきかな 出雲いずもでは神在月と言えるなり十月の空の抜けて真まっ青さお
エッセイ 『心の旅』 【新連載】 中野 昌子 東北新幹線の裏ワザ!…東京駅発よりも、上野駅発を選んだ方がお得になるワケとは…? コロナ禍前と後で我々の旅の形が変化したのは、いうまでもありません。コロナ禍前では、飛行機、電車、バスといった公共の乗り物をよく利用して現地ではレンタカーでの旅が主な交通手段でした。飛行機に関しては、東京近郊とそれより東、北方面の旅です。3カ月ほど前から、日程を決めて、お安くチケットを予約しクレジット決済し、出発の日に空港の自動チケット予約の機械に、予約した時支払いをしたクレジットカードを通し、チ…
小説 『浜椿の咲く町[注目連載ピックアップ]』 【第18回】 行久 彬 雨の中、国道の方へ歩き出した都会風の若い女。女一人でこんなところまで観光に? おかしいと思って目で追っていると… 【前回の記事を読む】「母を亡くしてから半端なものばかり食べるようになった。残り物を口に運びながら、家族のいない起き伏しのむなしさを感じ…ショッピングセンターを出ると降る雨の中、少し車で走り何度か来たことのある国道沿いの小洒落たレストランに入った。玄関近くに置かれた生簀代わりの大きな水槽には鯛や鯵、鰯などが泳ぎ回っている。美紀は、奥の窓際の席に腰を下ろすと客商売の習性からかすぐに店内をぐるりと見回…