余談であるが。

当方と同じく、西宮に住んでいる弟の子供も女の子が二人。

そして遡(さかのぼ)れば、年が離れた既に鬼籍に入っている従兄弟の、その子供もやはり二人とも女の子であった。

奇妙に続くもの……。

だから此れから、我が娘達の子供は順番から行けば当然男であろう。早く次々に続いてくれるよう願っている。

長女は結婚後も勤務していたが、子供が出来ても、保育園に預けて勤めを続けている。

なかなか頑張っているが、可能な限りは勤めたい、との話。

次女もやはり、同じ様な道を歩いて行くのであろう。

しかも此方は、二人とも工芸デザイナーなので、旦那は当分のあいだ外で働く。自分は自宅で図面を引いて、仕事を続けて行くそうである。兼業主婦という事か――。

そして将来は二人で独立して行くとの構想。

「まあ、上手くやってくれ!」

と言っておこう。

最後になってしまったが、二人分のドレスの作成に奮闘した妻に、そして最後まで手伝いをして頂いた、前原市に在住の河野保子さん。

この方に、心から感謝、御礼を申し上げたい。