職人や会社が命をかけた仕事で、ほかの人には1円の価値も感じられなくてもいいのです。自分だけが価値があることと思えればそれでいいでしょう。世界には、そんなあなたの製品を必要だと感じる人たちがいることでしょう。
言い換えると、このモノがあふれている時代には、魂を込めた商品や製品でないと通用しないということです。希少価値が最大の価値となる時代なのです。
価値観が多様化する時代です。「クレイジー」と感じられるほど商品開発にこだわることをオススメします。そして、あなたが専門家であることの証明が必要です。その仕事を天職と考えていることの証明を、イベントやブランディングで行う必要があります。それが行えないとブランディングは成立しません。
ちょっと厳しい話かもしれませんが、下請け製造業では将来性がありません。部品メーカーならまだしも、小さくても製造メーカーとしての未来を切り開いてほしいのです。イタリアなどには小さくても付加価値の高い製造業者がたくさんあります。
いまの事業の一部を小さくてもメーカーになるための研究開発は必要です。失敗を重ねてください。しかし、継続すればかならず成長は得られます。