俳句・短歌 短歌 自由律 2021.05.08 句集「愛のままで咲く」より三句 愛のままで咲く 【第41回】 馬場 美那子 “こぼれる愛 からめた指の すき間から” 十七音に込められた、愛と感謝の川柳句集 母へ、恋しい君へ、愛犬へ、かけがえのない日常へ。やさしく、時に激しい愛の詩。 5章からなる川柳句集を連載にてお届けします。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 あの人を奪おう夜叉になってさあ もがいても叶わぬ恋の蟻地獄 待つという忍耐愛の深さかな
エッセイ 『それでもこの仕事が好き』 【第4回】 氷上 龍 デイサービスに通う女性の顔に青あざ。息子の嫁は「部屋で転んだだけ」と言うが、息子によく怒鳴られていると噂が… 【前回記事を読む】デイサービスの先生は利用者相手に将棋で勝つことをやめなかった。「認知症相手に、酷い男」その利用者は来なくなってしまい…上田は、デイサービスにやってきた中村さんの目の周りに、大きなクマができ、内出血している事に気づきました。中村さんは90歳を超えたばかりの女性です。「服部さん、中村さんの目の周りにクマができているの、病院へ連れていこうか」「そうね、家族にも病院に受診するよう伝えて…
小説 『ヒミツのレクイエム[注目連載ピックアップ]』 【第13回】 氷満 圭一郎 家が燃えたホームレスのような元同級生が「忘れ物」と言って差し出してきたのは、捨てたはずの日記帳だった 【前回の記事を読む】徘徊し、ゴミ袋をあさり続けていた男。22年後、同じ場所に行くと「まだ生きていた」 3 サカ私が自転車で近づいていっても、サカはこちらを無視してゴミをあさっている。まるで毛繕いする猿が捕まえたノミを口に入れるように、サカは飯粒らしきものをこまごまと食っていた。人の目を気にするデリカシーなど、とうに失っているのだ。けれどサカはなかなかのプライドの持ち主らしく、以前私の父が残り物の…