俳句・短歌 短歌 自由律 2021.05.08 句集「愛のままで咲く」より三句 愛のままで咲く 【第41回】 馬場 美那子 “こぼれる愛 からめた指の すき間から” 十七音に込められた、愛と感謝の川柳句集 母へ、恋しい君へ、愛犬へ、かけがえのない日常へ。やさしく、時に激しい愛の詩。 5章からなる川柳句集を連載にてお届けします。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 あの人を奪おう夜叉になってさあ もがいても叶わぬ恋の蟻地獄 待つという忍耐愛の深さかな
エッセイ 『繁殖犬になった華ちゃんのおはなし[注目連載ピックアップ]』 【第4回】 珠生 満ちる 仔犬を買ったは良いものの、水もごはんも与えなかった。暗くてむし暑い場所で、箱に入ったまま放置された仔犬は—— 【前回記事を読む】わたしは小さな箱に入れられ、出荷された。死なない程度にエサも制限したから大きくはならない。その方が、高値で売れる。
小説 『who am I』 【第33回】 千戸 嶺 審査員と“大人な関係”を持ち、夢だった芸能事務所にコネで合格。しかし、最初の半年で任された仕事は—— 【前回の記事を読む】「奥さんと会社に聞かせたら、どうなりますかね」現役女子大生との関係を録音された40代男性…妻、子供、家、役職を守るために……面接当日。受付で名前を告げると、案内がやけにスムーズだった。待ち時間がなかった。通常のオーディションにある書類の再確認と集団での整列移動。その手続きが丸ごと省略されていた。会議室に通されると、審査員が3人。高畑は1番端にいた。目が合った瞬間、男の顔が歪ん…