水10に対しナンプラー1の割合でノリを作ります。気を付けているのは野菜の寄生虫で、その対策として白菜一個をまるごと漬けるのではなく、ある程度まで小さく切って使います。

大鍋に味をつけたノリを用意し、その中に切った白菜を入れて最低70度まで加熱し、白菜をしんなりさせてから容器に入れ、冷蔵庫で保管します。作り方が韓国式ではないので、キムチもどきと呼んでいます。

食事とサプリは、原則すべて、インドでの地産地消です。インドでもアマゾンの通販サービスが利用できるようになり、非常に生活が便利になりました。

食事の素材は、基本的に玄米、大麦、豆、野菜、卵で、たまに鶏肉も食べます。ハリアナ州では、メス牛の牛肉の保有が法律で禁止されているので、牛肉と称するものは何年も食べていません。

水牛の肉と豚肉は、この3年、グルガオンのスーパーで手に入ります。たんぱく質が免疫細胞他すべての原料なので、卵を1日3個、たまに食べる肉類、加えてホエイに炒った麦ぬかを混ぜ、毎日2回摂取しています。

それくらいタンパク質を摂らないと、ヨガの修業で筋肉が悲鳴を上げてしまいます。こういう食生活、生活習慣をしていると、デリー近郊にある日本料理屋に行っても、食べられるものがなく、原則的に外食はしません。

幸いにも料理上手を自称しているので、地産地消、旬のもので生活しています。

唯一の輸入品は、サバの水煮とイワシの缶詰です。やはり日本人なので、青魚は食べたいです。しかし、味噌煮の缶詰の多くに食品添加物使用の表示があり、残念ながら我慢しています。

こうした食生活と生活習慣のおかげで、60歳を目の前にして、体脂肪率15%、筋肉量30%超の体を維持しています。慢性疾患も全くなく、血圧も極めて正常で、老眼を除いては、肉体年齢20代を自負しています。

なので、他人には迷惑かもしれませんが、あと30年は現役でインドで働けます。しかし、たまに日本に帰ると外食で食べられるものがなく、インドの皆さんが日本に出張した時の苦労が理解できます。

日本人の同僚の食生活とは全く異なるので、連れ立って外食することもなく、会社が終わるとさっさと帰ります。それから右脳トレーニングの音楽を聴いて瞑想し、あとはただ寝ます。

こういう生活は、同僚にいわせると異常とのことですが、特定のことにこだわって煩悩をもつより、自然に生きられてよいので、私はこの生活を楽しんでいます。