インドでの実生活
私は、デリー近郊のハリヤナ州グルガオンに一人で住んでいます。インドも例の新型コロナウイルスのおかげで、都市封鎖。2020年3月末から会社の特別操業許可が下りた5月末まで、散歩にも行けず、自宅軟禁状態でした。毎日、右脳トレーニングの音楽を聴き、ヨガと瞑想で精神を安定させていました。6月末現在でも感染拡大は続いているので、いつ自宅軟禁が再開するのかと、少々不安です。
この2年はヨガに目覚め、インドの山奥リシュケシュのアシュラム(ヨガ寺院)で禁酒、禁煙、菜食で修業し、今でも毎朝3時に起床して、1時間みっちりとヨギアサナ(いわゆるヨガ)を続けています。
また、ヨガに目覚めた時から、オーソモレキュラー医療(栄養医療)にも目覚めたのでした。ふだんの生活は、早朝3時起床、ヨギアサナ1時間、自宅で仕事、朝食、会社、昼食、会社、就寝の繰り返しで、食事には特に気をつけています。基本的に、食物繊維は1日30gは摂取します。そのため、朝・昼の食事には麦ぬかを炒ったふりかけを玄米麦飯にかけて食べ、白米は一切口にしません。
みそと納豆と漬物は自分で仕込みます。食品添加物は一切排除し、台所には化学調味料もありません。調味料は、自分で作ったみそ、少量のしょうゆと岩塩、海塩とインドの香辛料です。特に食物油には気を付けていて、原則として亜麻仁油とオリーブオイルとバターしか使わず、魚油のサプリでバランスをとっています。サプリは、ビタミンC、ビタミンD3、ナイアシンを食事と一緒に摂っています。マグネシウムは、にがりを岩塩やみそに混ぜて調味料で補給し、亜鉛はサプリで補給します。
カロリー計算などはせず、食べるものの種類にこだわっています。夕食もナッツ類のおやつで済まし、夕食の習慣がなくなりました。間食はしますが、食べるのは果物、炒ったアマニ、炒った豆、炒ったかぼちゃ等の種子などで、砂糖の入った菓子類で、わけのわからない油の入った菓子類は手に取りません。インドのデリー近郊は、果物、種子類がが安く手にはいるので、それを会社に持っていき、間食で食べています。
集中力が切れて空腹感を感じるときは、ナイアシン、ビタミンCと魚油のカプセルを水で飲んで、体の様子を見ます。酒は睡眠を浅くするので、この7年間ほとんど禁酒生活で、盆と正月に飲むだけです。
唯一の嗜好品は、1日20本のインド産のマールボロのたばこだけです。これまで、やめてしまうと精神健康上よろしくないので、不健康な嗜好品ですが、末永く続けられるよう節制を心がけています。