実際の教育活動の中で輝く「教育哲学」

テスト編~子どもの幸せはテストの点数で決まるものではない~

この「努力する習慣」が身についていれば、社会に出ても常に自分をアップデートしていくことができます。

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少し話がそれるかもしれませんが、実際に勉強でもスポーツでも、楽しいと感じるまでには、ある程度の努力が必要であり、それを楽しいと思えないのは誰かのせいではなく、その努力を怠った本人にあるともいえます。例えば、サッカーをはじめたとして、まともな努力をせず、いつまでもドリブルができない状態が続いても、「サッカーが楽しい!」と言えるでしょうか。

ボールを思うように扱うことができて、だんだんと楽しくなっていくものです。そしてボールを自由自在に扱うには、やはり努力も必要なのです。サッカーの上手な人が、まともな努力をせずに、「サッカーなんてつまらない」と言っている人を見たら、やはり「もったいないな」「そこを超えれば本当におもしろいのにな」と思うでしょう。