人類滅亡のリスクと回避
適正人口数の実現…おそらく今が、最後のチャンス
幸いにして、地球生態系の保全と修復そして利用可能な資源量の目途が立ち、適正人口数上限が把握できたとしても、その人口数を実現することは容易なことではありません。
しかし、この実現なくして人類の存続が望めないとすれば、人類は協力一致して英知の限りを尽くしてこれを実現しなければなりません。
その際、何よりも守らなければならないことは、この世に生を受け今現在この世に生きて存在している人々のただの一人も害することなく、幸せな生を全うさせた上で、「人間界至高の理念」に沿って全人類が納得できる形での人口数実現計画を策定しそれを実行して行くことです。
このようなことが実現可能かどうかについては、筆者にはわかりません。わかっていることは、神や仏に救いを求めてもどうにもならないということと、人類を絶滅から救うことができるのは人類をおいてほかにはないということです。
世界の人口は、放置しておけば間もなく100億人になり、それからすぐに150億人、200億人というように増大し、それは地球生態系の回復不可能な壊滅を招来します。
その前には食料をめぐっての争いも生じます。我々人類には多くの時間が残されているわけではありません。年々、月々、日々というよりも刻々と生態系の破壊は進行しています。
おそらく、今が生態系を人類にとって好都合な生態系として残すことのできる最後のチャンスであると考えられます。