【前回の記事を読む】「もっとうまく生きられたはずだ」…年齢を重ねて悔やむ前に。人生の課題を“先送り”してはいけない理由

第1章 「過去に感謝を、現在に信頼を。未来に希望を」

本著の狙い

更に付け加えてみる。

若い頃、過度・過敏に反応していた問題が、それほど重大事に受け取らなくてもよかったのではないかと反省することがある。その時のストレスを自分自身で過度に抱きこまないで済んでいたのではないかと悔やむことがある。

又その逆もある。あの時もっと打つ手があったのではないか、異なるやり方があったのではないか、もっと真剣に取り上げて検討を加えるべきだった、そうすればその問題を事前に、うまく解決出来た筈だと深い反省の念に襲われることがある。

人は成長の各段階で、多くの経験をする。その段階で、物事をより重点的に学んだり、能力の及ぶ範囲を広げたり、深めたりすることが出来る(識者によると、誕生後にこれほど多くの能力を獲得する生物体はいないとのこと)。

又その能力を強めカバーする範囲を広げるのに適した年齢や年代があるのではないか、と思うことがある。体力、気力、知力、経験などの点で他に頼りになる、信頼出来る人材が自分の周囲にいることがある。

もしその最適の年齢や年代を知ることが出来れば、最も適した年齢や年代を慎重に選んで課題に挑戦し、自分の前に横たわる問題を処理する方がより良い結果が得られるであろう。

更にその結果の上に更なる挑戦をすれば、成果と共に自己の能力を更に上げ、リフレッシュすることが出来る、それがより効率的であるし、新たに獲得した能力も最大化されるのである。

つまり課題を先送りするのではなく、自己の人生で最適の年齢、年代を選んで解決することである。