そして、鬼束ちひろさんの楽曲に出会い、私にとってものすごい衝撃と影響を与えた。
彼女の書く歌詞や曲調に瞬時に引き込まれていった。
特に『眩暈』という楽曲は私にとって特別な存在であった。
まるで、今の私の気持ちを代弁してくれているかのようで、ひたすらその曲を朝から夜まで聴き続けていた。
聴いているだけで、なんだかとても心が落ち着いたのだ。
彼女の曲に出会い、私は、歌詞や言葉には、こんなにも人の心を強く揺さぶるほどの魅力があるのかと知り心が震えた。
その影響なのか、私はふと思い浮かんだ言葉が出てくると自然とノートに書くようになっていた。それは、詩と呼んでいいものなのか。
特に理由もないのだが、浮かんでくる、次々と湧いてくる言葉たちを書き留めずにはいられなかった。それは、今も変わっていない。
移り変わる空の色。
雲の形の変化。
雨の匂い。
特に雨上がりの香りは独特で、季節にはそれぞれ独特の香りと雰囲気があり、すべてが、儚く愛しいと思うようになった。
次回更新は10月6日(火)、20時の予定です。
▶GLO限定・特別企画。 21時から3時間だけ開く「夜の書斎」──。
大人の女性のための、激しく濃厚な恋愛作品を毎晩こっそり更新します。
10月9日(金)から公開スタート! 特集ページはこちらから
▶この話の続きを読む
母のいない間に、コソコソと食べ物を探す生活…。急に虚しさと無力感と孤独が押し寄せ、気付くと自分を傷つけていた…
ゴールドライフオンライン(GLO)は、表現者を応援するウェブメディアです。
生身の人間が紡ぐリアルな言葉だからこそ、読者の心を揺さぶる力があると確信しています。
あなたも、"表現者"になってみませんか?
ゴールドライフオンライン(GLO)編集部:glo_henshu@gentosha.co.jp