「僕、お風呂入ってくる」
幸也さん、
「家で入ればいいだろう」
「ここも、僕の家だよ」と、さっさとお風呂場へ。皆で大笑い。
ジョー君、歯ブラシも済んで、
「明日、学校だから帰るよ」と、飲んでいる側で言っている。
「お前、自己中心だな」
「そうです。父さんに似ています。さぁ、立って」と。渋々帰っていった。
本当に、おかしなジョー君です。可愛い。
それから毎日、穏やかな日々を送っている。相変わらず、カンタも元気に丈哉さんの雨靴を噛んでいる。
小雨が降る日、軒先でコーヒーを飲みながら、
「香子、ありがとう」と、突然。
「ど、どうしたの?」
「こんな、穏やかで、静かで、コーヒーが上手い幸せは君が側に居るからだ」
「まぁ、照れちゃうな。ウフフフ」
カンタも軒下に来て私達を見ている。
小雨をゆっくり、じっくり見ていると、心に潤いが染み入ってくる。
あの時、勇気を出して、裏木戸を叩いた自分を褒めたい。
これからも二人で、穏やかな日に感謝しながら生きていきたい。
幸せだ。丈哉さん、ありがとう。
『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』の次回更新は9月6日(日)、20時の予定です。
▶番外編第1回の記事を読む
妻にほったらかしにされて、まるでひとりぼっちになったみたいだ…。僕は今、3番…いや、4番目……?
▶『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』連載を最初から読む
42歳で離婚しバツイチに…。でも今が一番幸せ!——何歳になっても「運命の出会い」はやってくる。第二の人生、ときめき再スタート!
👉『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』連載記事一覧はこちら
ゴールドライフオンライン(GLO)は、表現者を応援するウェブメディアです。
生身の人間が紡ぐリアルな言葉だからこそ、読者の心を揺さぶる力があると確信しています。
あなたも、"表現者"になってみませんか?
ゴールドライフオンライン(GLO)編集部:glo_henshu@gentosha.co.jp