はじめに
子どもが不登校になると、多くの保護者が通信制高校への進学や転入・編入を検討します。しかし、通信制高校にはいまだに悪いイメージや偏見があり、リアルな情報も少ないために積極的に選ぶことができない状況です。通信制高校についてネットで検索すると「やめとけ」「人生終わり」といった関連検索が並ぶため、余計に疑念が湧くはずです。
本書は、こうした保護者の不安を解消するために作りました。
私はプレマシードという会社で代表を務め、20年近くにわたり通信制高校に関するメディアを運営してきました。
メディアを展開する上で日頃から通信制高校の生徒や先生方と関わっているため、本書ではこれまで培った知見をフル活用して通信制高校の基本的な仕組みから実際に行われている不登校支援や学習サポート、最新の進路情報まで「いまの通信制高校のリアル」を広くお伝えしています。
また、本書の執筆にあたっては通信制高校の代表者や先生方、そして子どもが不登校になって苦悩してきた保護者の方にも協力していただき、改めてお話を伺いました。本書を手に取ってくれた方には共感できる部分が数多く詰まっていると思います。
最後まで読んでいただいたら、きっと通信制高校に対する悪いイメージは消え、子どもが通信制高校に興味を持っているのなら入学の後押しをしてあげようと思ってもらえるはずです。
本書を通して、ぜひ「いまの通信制高校のリアル」を知ってください。