「丈哉さん、大丈夫!」顔を見たら、安心した。

「ああ、大丈夫だ。びっくりさせたな」

「良かった! 良かった」

「脛のヒビだそうだ。ギプスを三週間するらしい」

「これから、先生の話があるようだ。今日、帰れるかもしれない」

ホッとして、丈哉さんの頬に、頬を寄せた。

「山岡さん、担当医師よりお話があります」

「どうぞ」

「入るぞう。丈哉」

「えっ! 高橋、久しぶりだなぁ。君が処置をしてくれたんだ」

「びっくりしたよ。ケガは軽くて良かったな」

「ありがとう。あっ、妻の香子だ。大学の友人、高橋だ」

「初めまして、高橋です。学生時代から悪友でした」

「学生時代から、怖い顔でしたか?」

「アハハハハ。そうです。だから、女性が近寄らなかったんだ」

「そんな事無いだろう。僕はモテていただろう」

「誰が? 後輩が君に怒られて、怖くて、サークルを止めただろう」

「良かったです。本当の丈哉さんを知られたら、好きになっちゃいますから。ウフフフフ」

「参ったな。お前の顔を喜んでくれる奥さんがいるんだ。羨ましいな」

「いいだろう。妻に惚れるなよ」

「バカを言うな~。僕にも愛する妻がいるよ。アハハハハ」

ギプスを外して三週間のリハビリで完治だそう。良かった。

今日は、帰っていいそうだ。

家に帰ったら体がだるいらしく、お夕飯を食べてお風呂を済ませ、ベッドに入ったら直ぐ寝息を立てている。

ケガが軽くて、本当に良かった。ありがとう。お休み。

 

『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』の次回更新は8月15日(土)、20時の予定です。

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