【前回の記事を読む】奇妙な音がし始め…足を止めて周囲を見渡した。「この音、何?」私の問いへの回答に「?」眉をひそめた。
第2章 約束の地へ
コズミック・アライアンスとの邂逅
ナイアの説明によれば、コズミック・アライアンスは銀河間の調和を保つために存在する超次元的な存在たちの集団であり、ハイブリッドユニバースエネルギーの拡散に深く関与しているという。
「銀河評議会だけでは、このエネルギーの力を完全に制御することはできません」ナイアは続けた。「私たちコズミック・アライアンスは、宇宙全体のバランスを保つため、あなたたちと協力する準備があります」
「協力……具体的にはどういうことですか?」レイアは一歩前に出て尋ねた。
ナイアは穏やかに答えた。「私たちは銀河間のエネルギーを結びつけ、より大きな調和を実現する方法を教えます。そのためには、あなたたちの意志と行動が必要不可欠です」
「その調和がなければ、未来の崩壊は避けられないってこと?」リリスが鋭い口調で問う。
「その通りです」ナイアの声には重みがあった。「銀河間の絆が失われれば、エネルギーは暴走し、すべてが無に帰すでしょう」
三人はその言葉の重大さを感じ取り、それぞれの思いを胸に抱いた。
ナイアは三人に試練を課した。それは、三つの銀河を結ぶエネルギーの流れを修復するというものだった。銀河間には長い歴史の中で蓄積された対立や不和が存在し、それがエネルギーの流れを妨げていた。
「私たちがどうやってそんなことを?」レイアは戸惑いを隠せなかった。
「あなたたちには、それぞれが持つ力があります」ナイアは答えた。「その力を合わせれば、銀河間の絆を紡ぐことができるはずです」
カイは決意を固めたように言った。「やってみる価値はある。僕たちならできるよ」
リリスも頷いた。「そうね、闇を制御する私の力が、何か役立つかもしれないわね」
三人はナイアの指示に従い、銀河間のエネルギーを繋ぐ作業を開始した。それは簡単なものではなかった。銀河間には強いエネルギーの乱流があり、接続を妨げる障害が次々と現れた。