【前回の記事を読む】道中で女性が口にした、「何か感じませんか?」…一瞬立ち止まり、周囲に目を凝らすと、そこに見えたのは…
第1章 覚醒への旅立ち
闇の出現
「でも、私はまだ自分の力を完全に理解していない……」
レイアは不安そうに言った。
「理解する必要はないよ。感じるんだよ、レイア」
カイは力強く言った。
「君の中に流れるハイブリッドユニバースエネルギーは、宇宙そのものと繋がっている。その力を信じ、自分の内なる光を解放するんだ」
その言葉に、レイアは目を閉じ、自分の内側に集中した。
彼女の中にあるエネルギーが渦巻き、次第に大きくなっていくのを感じた。それは暖かく、輝く光だった。
レイアはその光を解放する決意を固めた。
「私はこの力を恐れない。この力は、宇宙の調和のために使うべきもの!」
レイアはそう叫び、内なる光を全身から放った。
レイアの放った光は、影に向かってまっすぐに伸びていった。影は一瞬、怯んだように見えたが、すぐにその暗い波動を強めて抵抗した。
光と闇の力が激しくぶつかり合い、次元の道は大きく揺れ動いた。
「レイア、そのままだ!」
カイは叫び、彼女の後ろからサポートするようにエネルギーを送り込んだ。
「君の力がこの影を打ち破る鍵だ!」
レイアは全力で光を放ち続けた。
その光はますます強まり、ついには影を包み込むように広がった。そして、影は次第にその形を失い、霧のように消えていった。