2 生育環境と親子関係をひも解く

【恋愛観の土台はどのように形成されたか】
私たちの恋愛パターンは、生まれ持った性格だけでなく、幼少期の経験や家庭環境によって深く形づくられます。とりわけ、親との関係性は「自分はどう扱われる存在なのか」「愛とはどのように与えられるものなのか」といった自己像(セルフイメージ)と愛の定義の土台を無意識下に形成します。

【条件付きの愛による自己価値観の歪み】

例えば、子どもの頃に「親の期待に応えた時だけ愛された」という経験をした場合、「愛されるには誰かの役に立たなければならない」「頑張らない自分には価値がない」といった価値観が形成されます。つまり、「自分は存在そのものではなく、機能や成果といった、自分が出力したものを通してしか愛されないのだ」という信念(思い込み)を抱えたまま大人になっているということです。

また、親が多忙で不在がちだったり、何かを求めたり表現した時に情緒的に反応を返してくれなかった場合、子どもは「自分の感情や欲求は重要ではない」「私は一人で抱えるしかない」と感じるようになります。

これにより、「親密さを求めると拒否される」「誰かに頼ると傷つく」という価値観が無意識に刷り込まれ、大人になっても距離の近い関係に過剰な警戒心を抱いたり、感情を抑圧して親密さを回避してしまう傾向があります。

このような思い込みが修正されないまま大人になると、恋愛をした時、「相手に尽くさなければ愛されない」という焦燥感や、「本音を見せたら嫌われる」「弱さを見せると愛されない」という恐れに突き動かされ、無理をしてまで相手に合わせたり、自分の欲求や気持ちを犠牲にしながら関係を保とうとする、自己否定的な恋愛パターンに陥りやすくなります。

 

👉『女神の知的恋愛戦略』連載記事一覧はこちら

【イチオシ記事】畳の上で変なことをしてくる兄…「息が臭い」と思ってると母がやって来た。…すると兄は慌てて手を離し、部屋から出て行った。

【注目記事】抱き上げられて寝室へ…彼は「泣かないで」と言いながらも、激しく求めてきて…指先で触れられるたび涙が止まらない。

 

ゴールドライフオンラインは、表現者を応援するウェブメディアです。
生身の人間が紡ぐリアルな言葉だからこそ、読者の心を揺さぶる力があると確信しています。
あなたも、"表現者"になってみませんか?
ゴールドライフオンライン編集部:glo_henshu@gentosha.co.jp