「おはようございます」

裏口から入り、バックヤードに入って挨拶をするも、返事がない。いつもなら店員よりも早く出社している長澤さんからの挨拶があるのに。

裏口の鍵が開いていたという事は、長澤さんが出社している事を意味する。じゃあ、売り場であるフロアにいるのかなと思ってフロアを覗くと、長澤さんと真由の姿が目に入った。

「正幸さん、夕べも凄く良かったぁ」

「真由も良かったよ。その胸は最強の武器だよな」

そんな会話が聞こえてきた後、二人は何度も唇を重ねていた。

もう、職場で何してるのよ……長澤さんも真由も。

私の方が恥ずかしくなり、バックヤードに戻り、今日の新作のチェックを始めた。

 

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「真由のように素直になれば気持ち良くなれるのに」まるでセクハラ発言のようで、嫌悪感がする。店長の長澤さんの言葉に私は――

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