5)アーミッシュとお金のはなし

アーミッシュは、総じて貨殖に長けています。

アーミッシュも、アメリカ人と同じように多額の税金を払うので、納税のためのお金を稼ぐ必要があります。

また、子供が多いので、子供が独立する時に援助するお金も蓄えなければなりません。

アーミッシュの子供たちは、働いてお金を稼いだ場合、16歳までは稼いだお金は全額親に渡します。

16歳からは、半分を親に渡し、半分は自分が貰うのが普通ですが、比率は各家庭で異なり、3分の1を親に渡す若者もいるそうです。

21歳からは、働いて得たお金は全額自分のものになります。

リジーは、もう10年以上、全額自分の収入にしているので、それなりに貯金ができ、将来のために家を1軒ローンで購入しました。

現在、その家を貸家にして、家賃を得ながらローンを返済しています。

アーミッシュの親たちは、子供からもらったお金は、結婚に備えて貯蓄しているのが普通です。

アーミッシュの若者は、大体21歳前後で結婚します。

アーミッシュは、子供が結婚する時、結婚式の費用、新居の準備のための費用など、全て親が負担します。

花婿花嫁側で、費用の分担が項目ごとに決まっており、例えば、結婚式の料理にかかる費用は花嫁側が負担、新生活に必要な家具類は花婿側が負担、という具合です。

子どもからお金をもらうのは、そのための積み立て貯金のようなものです。

バーバラが、息子たちの結婚に際して用意した品物のリストを見せてくれました。家具や道具の名前が紙一面に列記してありました。