ビショップは、この会議で決まった規則を教会員に伝え、守らせます。

決まったことに、異議を唱えることは出来ません。

規則は聖書に則り、将来、子供たちと共同体のためになるかどうかを主点に決められるそうです。

現在、シャニングの対象になる規則は、

*自動車の運転をしない
*公共の電気を使わない
*決まった服装をする
*ドラッグを使用しない
*お酒を飲まない
*離婚をしない
*楽器を弾かない
*ダンスをしない(ダンスは、メノナイトでも厳禁です)

アメリカでは、結婚式にダンスはつきものです。

ニューオーリンズでは、葬送の行列が踊りながら行進していました。

日本でも夏になるとみんなで盆踊りをします。

古来、人間は踊ることによってコミュニケーションをはかり、親睦を深めてきました。

しかしながら、アーミッシュはその昔、追手に見つからないように隠れて礼拝を行っていたのです。楽器をかき鳴らしてダンスをしていたら追手に見つかってしまいます。

楽器とダンスの禁止には、歴史的な背景があります。

アーミッシュにお酒は厳禁ですが、タバコは許されています。

ランカスターには、タバコの栽培をしているアーミッシュ農家が多くあります。

タバコ栽培は、刈入れから出荷まで人手がかかり、子供でもできる作業が多いので、家族が一丸となって働き、結束を強める貴重な労働の場にもなります。

昔は、大抵のアーミッシュ男性がタバコを吸っていました。

近年、健康に良くないことが知られるようになり、喫煙者が減ってきました。

キング家のお父さんも、ずっとタバコを吸っていましたが、息子が生まれた時、喫煙する姿を子供に見せたくないと思ってタバコを止めたそうです。

現在、アーミッシュ社会では、保守的な男性ほど喫煙者が多く、若者はタバコを敬遠する傾向にあるそうです。

リジーは、現在タバコを吸っている人は、アーミッシュ男性の3分の1くらいではないかと言っていました。