エッセイ 写真集 花 昆虫 2026.05.27 【フォトエッセイ】もう290年以上前から知られている仕組み。花にハチが潜ると、雄しべが下りてきて… 花と虫のささやき 【第3回】 犀川 政稔 ファインダー越しに広がる、花と虫の世界 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 肉食菌類の形態と生態を研究してきた著者が、野の花や小さな虫たちに向けた静かなまなざしを写しとったフォトエッセイ。庭先や公園、空き地で出会った光景を、やさしい言葉とともに綴る。ページいっぱいに広がる写真から、花と虫のささやきが聞こえてくる。※本記事は、犀川 政稔氏の書籍『花と虫のささやき』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 【前回記事を読む】花粉のうの先端の穴に爪楊枝で触れると、納豆の粒のように糸を引いた花粉が…そうです。花粉は…【フォトエッセイ】
エッセイ 『治すより、付き合う』 【第2回】 弓庭 柔悟 「腎臓の組織を少し取ります」背中にチクッと針がさされ麻酔が打たれたと思ったら、「バチン」と銃みたいな音が… 【前回の記事を読む】むくみ、体重増加、尿量減少――気のせいかと思ったが、母に言われるまま病院へ行くと医師の口から…スマホで「急性腎不全」を検索する。やってはいけない行為ランキング第1位を、入院初日に達成した。怖い言葉ばかり並んでいた。【合併症】【不可逆】【慢性化】【透析移行率】そっと画面を消した。天井を見た。白かった。その白さが、やけに遠く感じた。午前2時。隣の“むくみ村の村長”が突然言った。「…
小説 『信長想記』 【新連載】 大津 荒丸 本能寺にいるはずの織田信長が、消えた――襲撃直前、1万3000の兵を率いる明智光秀に届いた“上様”目撃の報せとは…… これは織田信長のifの空想物語ではない。これは織田信長のifの歴史小説である。もしこの男が生き続けていたなら、日本史、否、世界史が変わっていただろう。天正十年六月二日(ユリウス暦1582年6月21日)。夜が明けるには、まだ時間があった。老(おい)ノ坂を越えて山城盆地に、一万三千の大軍が移動していた。桔梗紋の旗印が林立する本陣には、惟任(これとう) 日向守(ひゅうがのかみ)明智光秀がいる。今、彼は…