【前回記事を読む】補助金を「お金がもらえる」だけの制度だと思ってない? 正しく理解・活用することで、本来の効果を得ることができる。
第1章 補助金ってなんだろう?
1.補助金って何?
2 補助金の特徴
補助金は事業の成長を後押しする重要な仕組みですが、その仕組みを理解することで、より効果的に活用できます。ここでは、補助金の主な特徴について解説します。
①営業利益と同じインパクト
補助金は、会計上、営業外収益に計上されるため、営業利益と同じレベルで評価されます。このため、企業にとっては財務的なインパクトが大きいといえます。
例えば、中小企業の平均営業利益率を5%と仮定した場合、補助金として300万円を受け取ることは、売上高6000万円の増収に匹敵する効果と同じです。
②特定の目的と資金使途に限定される
補助金は、地域経済の活性化、新技術の開発、環境保護などの特定の政策目標を達成するために使用されます。
補助金の使途は、公募要領に指示がある資金使途に限定されます。
③補助金は後払いが原則
補助金は、原則として事業完了後に実績報告を行ったうえで支給されます。そのため、補助対象事業を行うためには、事前に事業資金を用意する必要があります。
④審査実施
申請には事業計画書の提出が求められ、計画の実現可能性や社会的意義が審査されます。
採択率が公開される場合もあり、参考にすることで競争の程度を把握できます。
⑤申請期限が設定されている
公募期間が限定されており、期限内に必要書類を揃えて申請する必要があります。
補助金によっては、短期間で締切になることもあるため、情報収集と準備が鍵です。