音楽家の人は一流でなければ、「食べていくのはかなり苦しい」と音楽家の家族から聞いたことがあります。だから老人ホームにまで演奏にくるのだろうと思ったものです(失礼!)。しかし、そのお陰でホームのクラシックファンは生の演奏を聴けるのです。車椅子の方もよく聴きにきています。このような出張コンサートはどのホームでも盛んに行われているようです。

映画は古い映画を月に1回くらい上映しているようです。私はその殆どをDVDなどで観ています。なぜって? 実は私は大の映画ファンなのです。

古い映画と言えば、今でも必ず思い出すのは、映画史上最大の傑作と評価されている(インターネット百科事典)アメリカ映画『市民ケーン』です。その監督・主演は、オーソン・ウェルズ。英語教材の日本のコマーシャルに出ていたので、年配の方はご存じかもしれません。

ある大人物の栄枯盛衰の生涯を壮大なスケールで描いた作品です。臨終のときに口にした「薔薇の蕾」という言葉を巡って物語が展開していきます。

『市民ケーン』で友人役として出演したのが、ジョセフ・コットンです。オーソン・ウェルズの映画には度々出演する常連さんですが、緊迫感溢れるサスペンス映画『第三の男』でも2人は友人役で共演しました。常連のよしみが、映画史に残る不朽の名作を2作も世に送り出したのです。稀有なことではありませんか。

 

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