また、自分が直接それらを受け継ぐことができるのも父母と祖父母の世代までなのです。つまり運がよくても直接つながりを持てるのは、自分を中心に考えたとき、前後四つに自分も含めた五つの世代にほぼ限られるのです。その結果、どこの国でも世代の名称はこの五世代に限られるようになりました。
第一世代の祖父母のうち、英語で祖父はgrandfather、祖母はgrandmother。第二世代の父はfatherで母はmotherです。
「私」の下の第四世代の子どもは、英語ならchild。息子はson、娘はdaughterです。第五世代の孫になると英語ではgrandchildになります。
こうした構造は中国語も同じですし、全世界に共通するものなのです。これに気がついたとき徹底的にしらべてみましたが、ほとんど例外はありませんでした。
くじ引きで1億円当たれば運が強いですか
別の場所で書いた「運命」という言葉のほかに「運気」という言葉があります。
「運気」は空気のように目には見えません。でも確かに存在しています。一般的には偶然に起こった良いことを「幸運」と言い、偶然に起こった悪いことを「不運」と呼びます。
たとえば宝くじで1億円が当たった人は幸運とは言えます。しかし、その後自分の能力を向上させるように努力しなかった人は、必ずしも幸運の持ち主ではありません。
逆に、ある期間、いつも不運に見舞われ、非常に不運な人生を送る人も、必ずしもその人生のすべてが非常に不運というわけではありません。ですから、運気をよく分析することには意味があります。
ご存知のように、人間の誕生自体が奇跡であり、幸運でもあります。
一人の女性に毎月たった一つの卵子が生まれます。その卵子を何億もの精子が目指します。途中大変な苦労の末に最後たった一つの精子が幸運にも卵子に接触し受精することを許されます。
その後受精卵は胎児となり、十カ月ほど母親が赤ちゃんを身ごもり、陣痛に耐えて耐えてやっと赤ちゃんが誕生します。
したがって、誰の遺伝子の中にも「幸運」と「不運」が含まれていると思います。幸運に恵まれたときも喜びすぎる必要もないし、不運に見舞われたからといってもあまりイライラする必要もありません。
そもそも運気は毎日の天気のように変わりやすいものです。晴れの日も曇りの日もあり、風の日も雨の日もあります。
人間にとって食べることも寝ることもごく普通のことであるように、運気も基本的にはその流れに身を任せればいいのです。
たとえ裕福で権力のある家に生まれたとしても、一生、運だけに頼って成功や幸福が保証されるわけではありません。
やはり自らの勉強と努力によって得た「運」だけが、自らの運命を掌握する鍵であり、すべての幸運な人々の基本だと思います。
試し読み連載は今回で最終回です。ご愛読ありがとうございました。
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