【前回記事を読む】世界を成り立たせる78対22の法則——地球の海と陸、人体の水と物質の割合、働きアリ・怠けるアリなど…
第1章 心と身体はつながっている
10 ピアノ音楽の歴史
バッハが65歳で亡くなって5年後、1756年にモーツァルトが生まれています。つまりバッハはモーツァルトのことを知りません。
その14年後にベートーベンが生まれています。モーツァルトやベートーベンの時代になると華やかな雰囲気で演奏されていたことは有名です。
モーツァルトとベートーベンは14歳も年の差があり、しかもベートーベンが21歳の時モーツァルトは35歳の若さで亡くなっています。
ベートーベンはモーツァルトを尊敬していたそうで作品がよく似ています。ベートーベンの波乱万丈な人生は有名ですが、58歳で亡くなりました。
ベートーベンが40歳の時、1810年にショパンが生まれています。その1年後にリストが生まれています。ショパンとリストは非常に意識しあっています。
ショパンのエチュードをリスト自身が初見で弾けなかったことにいら立ち、楽譜を持って帰り数日してから全部弾けたと言って返しに来たそうです。
ショパンはショパン国際ピアノコンクールがあるように魅力的な楽曲が多く有名ですが、39歳という若さで亡くなっています。
リストは『愛の夢』や『ラ・カンパネラ』が有名です。リストは身長185センチと背が高くカッコがよかったので、アイドル的存在だったようです。
女性にキャーキャー言われていい気になって魅力的な難しい曲を書いていたのだと思うと少し笑えます。ピアノだけでリサイタルを開いたのはリストがはじめてだそうです。75歳に亡くなっています。
それから150年ほど経った現在、日本のアニメやゲームが世界的にブームになり、アニメソングやゲーム音楽が世界に出回るようになりました。
そしてYouTubeで検索すれば日本のピアノYouTuberがストリートピアノで華麗に弾く姿を見ることが出来ます。日本人は何でも器用にこなします。
世界的なコンクール、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールやショパン国際ピアノコンクールでも日本人の入賞者が出るようになりました。
日本食、車や家電製品、スポーツなど日本人は何でも繊細で器用だと言われています。ピアノもこれからは、海外留学せずとも日本の教育だけで世界のレベルに届くだろうと思います。
そして大きく変わったのが楽譜事情です。昔、楽譜は楽器屋さんか本屋さんで買うものでしたが、今はネットで買って家のプリンターでアウトプットが出来ます。
そして楽譜に(人間用)と書いてあることがあります。はじめて見た時はびっくりしました。えっと私は人間だから人間用だ……と思いながらアウトプットします。人間用でない楽譜は人間では弾けないとんでもない楽譜です。きっとパソコンに入れると弾いてくれるのでしょう。
歌も曲を入力すればナチュラルな感じで歌う装置が出来て、ボーカロイドと呼ばれる人?が歌います。そして楽譜のジャンルの中にボカロという項目が出てくるようになりました。