ところで、バッハより30歳年上で1653年生まれのパッヘルベルは『カノン』を作曲した人です。今でも親しまれていて誰でも知っています(『カノン』とは作曲技法のことですが、『カノン』と呼べばパッヘルベルの『カノン』をさすことが多いです)。

53歳で亡くなっているので、バッハが23歳の時までご存命であったことが分かります。パッヘルベルはバッハに多くの影響を与えたと思います。

そして彼のこのコード進行はカノン進行といって、今のJポップでも使われているメジャーなコードです。300年以上も前のコードが今でも最新の曲に使われていることは驚きです。

第2章 冒険遊び場のお地蔵様

1 地表に出てきたお地蔵様

冒険遊び場をはじめるために開拓していた時のことです。土の中からお地蔵様が出てきました。どうしたらいいか分からなかったので友人に相談したら、知り合いの山伏さんを紹介してくれました。

軽トラで作業着の山伏の“おっちゃん”が来てくれました。そして、お地蔵様の祀り方を教えていただくことが出来ました。

その後、その山伏の行者さんは、この土地を冒険遊び場として使えるように軽トラで毎日来て開拓してくださいました。

しかも私たちがしていたら1年位かかっただろうと思うところを、わずか1週間ほどで整備してしまいました。頼んだわけでもなく……何者? この人? 魔法使い? 驚くばかりです。

とりあえず活動を始めるのですが、その後奥さんのみちこさんに「一度家に来なさい」と電話で長々と説得されて、家に行かせていただきました。

家にはお不動様など素朴な神様が祀ってあります。そこで私や私の家族しか知り得ないようなことを話されて、どうすればいいのか指導してくださいました。再び驚くことになります。

何で知っているのだろう?と

しかもあたりまえのように、ごく普通のことのように話をされます。正直、何を言っているのか分かりません。見えない人のことを、見える人と同じ扱いで普通に話をしてくるので、「エッ、今のは見える人の話? 見えてない人の話?」私の脳は混乱状況でしたが、最近やっと慣れてきました。

その後、私だけでなく多くの方が助けてもらっていることも分かりました。一生歩けないと言われた子が歩けるようになったとか、心臓移植しかないと言われた子が移植しなくても大丈夫になったなど、また立派な役職の方も来られています。

そして私自身、自分の子どもが原因不明の症状で歩けなくなった時に藁をもつかむ思いで行者さんの家に通い、治していただきました。教室で今も色々と指導をしてもらっています。

ところでお地蔵様は、土の中で修行をされて修行が終われば地表に出てくるそうです。

ここのお地蔵様も修行を終えられたのかもしれません。

試し読み連載は今回で最終回です。ご愛読ありがとうございました。

 

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