『初めての女風マッサージが始まる』【みつき】

浴室から出ると、バスタオルを持つYくんがいた。優しく体を拭いてくれた。「え? 拭くこともしてくれるの?」と驚いた。

「下着はつけなくていいのかな?」

「バスローブを羽織るだけでいいよ」

そうか、これからどうせ脱ぐのだからつける必要はないのか、と思いながらも下着をつけずにバスローブで部屋へ行く。この後、本当のマッサージが始まる。

私はYくんに手を取られ、ラブホテルの大きなベッドにエスコートされた。

「どんな香りが好き?」とアロマオイルを選ばせてくれた。

Yくんは私の選んだベルガモットのアロマオイルをティッシュに含ませ、枕の所に置き、

「うつ伏せで寝て」

と私に言った。

「何か、音楽かけようか? 気持ちを落ち着かせるような曲をかけておく?」

とヒーリングミュージックをかけてくれた。

始めはバスローブを着たままで、足先からの指圧マッサージ。大きな手で圧を加えながらされるマッサージは本当に気持ちよかった。だんだんと上まで来て、

「肩が凝っているね」

と肩をしっかりとマッサージをしてくれた。

「オイルつけるよ」

ここから、オイルマッサージが始まった。本当に気持ちがいい。マッサージのプロなんじゃないかと思うくらいに。いや、彼はプロか。

でも、そこからが本当のプロだった。

次回更新は3月28日(土)、22時の予定です。

 

👉『背徳と熟愛のはざまで』連載記事一覧はこちら

【イチオシ記事】元カノに触った手で触れられるのが嫌で、夫の手を振り払ってしまった。帰宅後、ドアを閉めると同時に激しくキスされ…

【注目記事】彼女から自殺をほのめかすメールが毎日のように届いたが、ただの脅しだと思い無視し続けてしまった。その結果、大学の卒業式当日に…