5 重要なのはDとE
以上から、DEIのうち、ロータリーにとって本当に意味のある理念は、Diversity(多様性)とEquity(公平性)であることになるだろう。
次章からは、DEIをより易しく考えていきたい。
3 I(Inclusion)の意味するところ
ロータリーにおけるDEIを、例を用いて易しく考えたい。
1 DEIを易しく説明する
まずは、DEIの順序を変えて説明をする。
皆さんが、花を咲かせるためには何を用意したらいいかを考えてみよう。その花はできたらキレイな方がいい。
そのためには、大切な三つの要素が揃わなければならない。
一つ目は肥沃な「土壌」だ。二つ目はそこに蒔かれる「種(タネ)」、できたら元気のいいふくよかなものがいい。三つ目はそれにかける「水」、できたら栄養素がたっぷり含まれた水がいいだろう。
これにDEIを意味付けると、土壌はInclusion(インクルージョン)、種はDiversity(多様性)、水はEquity(公平性)に例えられる。
この順番「I、D、E」で、DEIを説明しよう。
2 Iは「土壌」
まず、土壌は新会員を含め会員のすべてを迎えるシツラエであり、クラブでは「文化」とか「シキタリ」に例えられる要素で、できればそこには「良質な居心地」があることが望まれる。
もちろん、望まれる「クラブの文化」はinclusiveであることが大切であり、新会員を迎える際にも現会員のすべてがその人を「温かく迎えている」か、決して「無関心や無反応」ではないかが重要だ。
また「良質な居心地」の指標は、クラブでは現会員、新会員ともにすべての会員が、
「自分のペースで自分らしく参加できているか」
「会員の誰かがガマンを強いられていないか」
「皆がいまのクラブに満足しているか」
の三点が大切である。
次回更新は3月23日(月)、8時の予定です。
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