小説 小説 恋愛 注目連載ピックアップ 2026.03.12 45年前の初恋の人から突然、ショートメールが来た。彼は私にとって初めての「男」で、そして、37年前に私を捨てた人だ。 終恋 ーSHURENー[注目連載ピックアップ] 【第1回】 高生 椰子 たとえ何があっても、決して後悔はしない。 この記事の連載一覧 次回の記事へ 最新 ある日届いた一通のショートメール。そこから始まる最後の愛——。限られた時間の中で紡がれる「大人の恋愛」を描いた極上の純愛小説。※本記事は、高生椰子氏の小説『終恋 —SHUREN—』(幻冬舎ルネッサンス新社)より、一部抜粋・編集したものです。 初恋から45年後の再会 歩んだ人生は違っていたが、想いは同じだった。 45年間を埋めるように最後の恋に賭けた二人。 終活の中での終恋(しゅうれん)、残された時間は限られている。 たとえ何があっても、 私たちはこの恋を決して後悔はしない。 てつや ことり
小説 『超能力探偵 河原賽子』 【第43回】 春山 大樹 大腸がんを5年放置していた母…無理矢理病院へ連れて行き、「あとどれくらい生きられるか」聞くと… 【前回の記事を読む】「人工肛門は嫌」と大腸がん手術を拒否した母…不調が出ても「今さら受診しても怒られるだけ」と病院を拒絶してしまい…突然の受診だったが、千晶が専門医の確認のうえ診察してくれることになった。彼女は診察室に二人を呼び入れた。「こんにちは。いつも麻利衣がお世話になってます。これ、よかったらどうぞ」 小百合は塩大福の包みを千晶に差し出した。「こんにちは。こちらこそ麻利衣にはいつも助けられ…
小説 『泥の中で咲け[文庫改訂版](注目連載ピックアップ)』 【第19回】 松谷 美善 1週間分の下着をかき集めて、病院へ電話すると、『そちらまで救急車を手配します』…玄関を開けると、防護服を着た男性が立っていた。 【前回記事を読む】詐欺にあった後、高齢者向け施設に入れられた。家族の面会はなく、食事は3食出ない。1番ひどいのが、トイレ掃除がされないことで…私は三十五歳になっていた。いつ寝ているのか起きているのかわからない不規則な、その日暮らしが続いている。巷では、ウイルス性の感染症が流行していた。それまで大病をしたことがなかった私が、この感染症に罹患した。やっと真面目に働こうと、国民健康保険に加入してすぐの…