副腎疲労のお子さんの話を聞くと、気をつけていても忘れ物をしてしまい、それを先生に怒られるのがとても嫌でつらいそうです。また、学校の時間割を5〜6時間もこなすとへとへとに疲れ果ててしまうようです。この場合、3時間目あたりから低血糖が起こるため、自分が給食当番であることを忘れてしまったりします。

1日の学習をギリギリの気力でやり遂げたとしても、最後にはエネルギーが切れてしまい、掃除当番であることに気がつかず帰宅してしまって、クラスで不評を買ってしまうこともあります。

アドレナリンにより交感神経が優位となっている影響は胃腸にも現れます。胃腸は副交感神経が優位(休息モード)の時によく働くので、副腎疲労で交感神経優位(戦闘モード)となっていると、胃腸の働きが悪くなり、吐き気、腹痛、下痢、便秘、お腹が張って苦しいなどの症状が起こります。ほかに、頭痛も起こりやすくなります。

また、胃腸が働かないため、消化しやすい糖質の多いものを好んで食べるようになり、栄養が偏ります。食事量も減り、食べても胃腸の機能が低下しているため、消化吸収の力が弱く、食べたものから栄養を吸収できません。体を動かす燃料となる栄養素が血液中に吸収されず細胞まで届きません。

その結果、エネルギーが十分作れなくなるので、だるくて動く元気が出なかったり、疲れやすくなったり、気力が湧かなかったり、頭も働かなくなったりするのです。

こんな時は、自分の好きなことならできますが、新しいことや難しいことはできません。勉強もはかどりませんし、頭を使って頑張ってやるようなことはできなくなります。

 

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